なおくんから電話が鳴りました。
飲んでたって電話。
とどのつまり、エッチしたいしないの話。
そこからひねくれて
会いたい、エッチしないの話になった。
「オレ、会わなくていいもん」
「エッチしなくていいよ」
「エッチしたいんだろ？」
「オマエがしたいだけじゃん」
頭にきて
「なおくんだって、そうなんでしょ？
したいだけなんじゃん」
って言った
その一言になおくんが切れた。
「あーものすごいこと言ったね。
言っちゃいけないこと言った。」
なんだよ。普段私には言うくせに、って思った。
「一気にさめた。終わりだね。」
悔しさと悲しさが一気にきた。
絶対終わりなんてやだって縋った。
「だってオマエ、オレがヤリモクだと思ってんだろ？」
そうじゃないよ
「今そう言ったじゃん」
言ったけど
ちゃんと人の話聞いてよ
「もうだめ。さめた。」
私そんなこと思ってないよ。
そうだったやだって思ってただけだよ。
私はなおくんが好きだからエッチしたいんだよ。
そうじゃなきゃなおくんとエッチなんかしないよ。
ぜったいやだよ。なおくんじゃなきゃダメだもん。
「オレさぁ、おめさん（オマエの方言）のこと好きなんだよ、多分」
多分ってなに？
なおくんって私のこと好きなんじゃないの？
「何いってんの。自惚れてんじゃねーの？」
そんなわけないじゃん。
自惚れてなんかないよ。
私はなおくんが私のこと好きだって言ってくれたから
嬉しくてなおくんのことすごく好きになったんだよ。
自惚れてなんかないよ。
自分のことなんか何にも自信ないもん。
いつも自信ないから心配だもん。
好きだから会いたいもん。
これから行くから。
なおくんはかなり酔っ払ってたし
おかしかったと思う。
凄くけなされた。バカにされた。
そういうなおくんは正直大嫌いだ。
速攻なおくんを迎えに行った。
でも様子がおかしい。
ずっとメールしてる。
多分チャットしてるんだなーって思った。
話聞いてるうち、電話の向こうで話してた
意味不明なこととつながった。
逃げるように、その場から
二人でチャリ乗って帰った。
駅前でドンキ寄って
軽くエッチななおくん、あれだけくっつくのいやって言ってたのに
すごくくっつくしべたべたする。
ストッキング買って
なおくんが「タンクかってー」って言うから買ってあげた。
「エッチな下着買おう」
って本当は欲しかったんだね、なおくん(笑)
帰る途中、バイクでつかまってる人がいて
おまわりさんに「二人乗り降りろ」とかすっごい言われた。
なおくん、ばいばーいって手振ってた。
私は結構まじめな人生を歩んできたと思う。
こんなこと、本当はしちゃいけない。
ダメだよ。
でもなおくんといたら楽しい。
自分ちを通り過ぎてなおくんちまで
なおくんがチャリ頑張ってくれた。
そのままエッチした。
買ったストッキング履いて
「かわいい」って言ったら
嬉しそうに「そうだろ？」って。
ズレたストッキング、直してくれて
直しながら「すっげーセクシーなんだけど」って言った。
結局そのままエッチして
喧嘩して、別れるなんて言った事どこかに行ってた。
なおくん、私のこと好き？
「もっと淫乱になったら(笑)」
・・・がんばります(笑)
って言うか
私、大好きって何度も言っちゃったんだけど^^;
言いすぎ？
言えなかったのに凄い言えちゃう。
さっきも別れるとき
「カップルシートなんて、カップルの座るとこだ」
なんていうから
「私たちはじゃあ違うの？」
って聞いたらちょっと照れながら
「いや・・・」
って笑ってた。
「昨日言った事覚えてる？」ってきいたけど
「なに？覚えてない」って。
別れないのかも。
良くわかんないけど。
くみこさん、お気に入りありがとうございます。
相互させていただきました。よろしくです^^
あーすけさん、ヒミツの下の方にメッセあります
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